「不動産投資を成功に導く「出口戦略」とは」

資産運用 2023-10-24

こんにちは、コーセーアールイーです。
不動産投資を始めるとき、収益性にばかり気を取られていませんか。
実は、不動産投資で成功するために最も重要なのは「出口戦略」なのです。
そこで今回は、「不動産投資の出口戦略」についてお話したいと思います。

■「出口戦略」とは

不動産投資を始めるとき、この物件の賃料はいくらになるかな？
家族に残せる資産にしたい！
先々は自分で住んでもいいな・・・などと考える方も多いはず。
しかし、不動産投資を始めるときは、終わるときも考えなければなりません。
それが不動産投資における出口戦略です。

出口戦略とは、不動産投資を「どのように着地させるか」というプランです。
　

　

【投資用不動産を運用することで資産形成したい場合】
不動産を賃貸し、賃料を得ることで投資資本を回収します。最終的に、いつ・いくらで売却できれば投資資本を上回るのかを考えながら不動産投資を運用することが重要となります。

【売却を目的とせず、相続用に不動産を購入する場合】
現金を相続するとそのままの金額で相続税が計算されますが、不動産の場合は実際の取引価格より2~30%評価が下がります。
現金で相続するよりも相続税額を削減させることができるため節税対策となります。

■売却するときに重要な4つのポイント

投資用不動産において特に気を付けなければならないのは「売却」。
売却時に得られる利益のことを「キャピタルゲイン」と言いますが、より高く売却し、多くの利益をつくりだすために、重要な4つのポイントを意識しなければなりません。

　
（1）長期譲渡所得に切り替わってから売却する
長期譲渡所得は、不動産を売却した年の1月1日時点で所有期間が5年を超えるもの。売却によって得た利益（課税譲渡所得）に対する税率が、長期譲渡所得の場合は20.315％。5年以内に売却する短期譲渡所得では39.63％となります。売却時期で所得税額が倍近く異なるので注意が必要です。

　

（2）人気の高い立地の物件を購入する

不動産において重要な要素である「立地」。立地がよければ貸しやすくなります。入居率や賃料にも大きく影響するため売却価格にも大きく影響します。安いからと言って需要の少ないエリアの投資用不動産を購入するのはおすすめできません。

　

（3）売却するタイミングを見極める　
不動産市場が上がっている時に売却すると高値で売却することができるため、大きなキャピタルゲインを得ることができます。逆に市況が悪い時に売却すると最終的な収支がマイナスになってしまうこともあるので、いつ売却するかは不動産投資に重要なポイントになります。
また、入居中の場合と空室の場合では売り出し方が変わってきます。入居者がいる場合は投資家にとって利回りの計算がしやすく、金融機関からも評価が上がることで売却活動が行いやすくなります。
空室時に売却を希望する場合は、実際に住む実需という形での売り出し方をすることで、利回りではなく近隣の取引価格から売買価格を決めるため、高く売却できる可能性があります。

（４）物件の管理状況を確認する
建物全体の管理状況が杜撰で、ゴミや汚れが目立つような物件に買い手は付きません。管理状況が良ければ、賃貸募集してもすぐに入居者が見つかりやすく、買手からの評価が上がります。また、修繕積立金が適切に運用されているかも大事なポイントです。修繕計画に基づいた修繕が行われていると、マンションの資産価値が保たれるため、売却しやすくなります。

これらのポイントに気を付けることが重要です。

■販売会社選びも重要なポイント

投資用不動産を購入する時にもう一つ重要なポイントがあります。
それは、販売会社選び。
コーセーアールイーであれば、厳選された立地の投資用不動産をご準備しております。
そのため入居率が安定しているので、売却時に有利です。また、賃貸管理部門がしっかりとサポートをしていますので、高い入居率を実現しています。
建物の管理に関しては、グループ会社のアールメンテナンスが行い、大事な資産価値を守っていますので安心して運用いただけます。
売却時には、流通部門がお客様のご売却を全面サポート。税金面でのアドバイスも行っており、安心してお任せいただけるバックアップ体制が整っております。
購入から運用、売却までトータルサポートを行っておりますので、不動産投資の出口戦略が気になった方、将来のために何か投資を始めようと考えている方は、是非お気軽にお問い合わせください。

オーナー様インタビュー：https://granfore.jp/asset/interview/